【解決】自作PCが起動しない!ファンは回るのに画面が映らない原因2選|電源ケーブル・BIOS設定の盲点
こんにちは、Null PC Architectureです。
自作PC 起動しない、画面が映らない ファンは回る、モニター 信号なし…こうした検索でこのページにたどり着いた方、安心してください。この記事で99%解決します。
ココナラで596件の組立代行・トラブル解決を行ってきた経験から、初心者が必ず見落とす2つの盲点を解説します。前回の記事(メモリ差し込み不足・モニター接続ミス)を確認済みの方向けの続編です。
症状:こんな状態になっていませんか?
✅ 電源ボタンを押すとファンは回る
✅ LEDも光っている
✅ でもモニターに「信号なし」「No Signal」と表示される
✅ またはモニターが真っ暗なまま
✅ ビープ音も鳴らない
この症状に当てはまる方は、以下の2つの原因である可能性が極めて高いです。
原因1:CPU補助電源・GPU補助電源の挿し忘れ|自作PC初心者の90%が見落とす盲点
マザーボードの24ピン電源だけでは起動しない
「電源ユニットからマザーボードへの24ピンケーブルを挿した」
→ それだけでは不十分です。
現代の自作PCでは、以下の補助電源ケーブルも必須です:
1-1. CPU補助電源(ATX 12V)を挿していない
場所:マザーボードの左上付近
形状:4ピン または 8ピン(4+4ピンに分割可能)
ケーブル表記:「CPU」「ATX 12V」
CPU補助電源を挿し忘れた場合の症状
❌ 電源ボタンを押しても何も起こらない
❌ ファンが一瞬回って止まる
❌ マザーボードのLEDは光るが、画面に何も映らない
よくある初心者のミス
- 「24ピンの大きいケーブルだけでいいと思った」
- 「マザーボード左上のコネクタに気づかなかった」
- 「ケーブルが余ったけど、どこに挿すか分からなかった」
確認方法・対処法
今すぐ確認:
- PCケースを開ける
- マザーボードの左上(CPUソケット付近)を見る
- 4ピンまたは8ピンのコネクタにケーブルが刺さっているか確認
- 刺さっていない場合、電源ユニットから「CPU」と書かれたケーブルを探して接続
注意点:
- PCI-E(GPU用)ケーブルとCPU用ケーブルは形状が似ているが別物
- 必ず「CPU」「ATX 12V」と表記されたケーブルを使用
- 8ピンが必要な場合、4+4ピンを組み合わせて使用可能
1-2. グラフィックボード(GPU)の補助電源を挿していない
場所:グラフィックボードの側面(右側または上側)
形状:6ピン、8ピン、または16ピン(12VHPWR)
ケーブル表記:「PCI-E」「VGA」
GPU補助電源を挿し忘れた場合の症状
✅ ファンは回る(CPUとマザーボードには電力供給されている)
❌ 画面に何も映らない(GPUが動作していない)
❌ モニターに「No Signal」「信号なし」と表示
⚠️ マザーボードのエラーLEDが点灯(VGA ERROR など)
GPU補助電源が必要なグラフィックボード例
- エントリー:GTX 1650(一部モデルは不要)
- ミドル:RTX 4060 → 8ピン×1本
- ミドルハイ:RTX 4070 → 8ピン×1本 または 16ピン×1本
- ハイエンド:RTX 4080/4090 → 16ピン×1本 または 8ピン×2〜3本
確認方法・対処法
今すぐ確認:
- グラフィックボードの側面(PCIeスロットに挿した状態で右側または上側)を見る
- 6ピンまたは8ピンのコネクタがあるか確認
- コネクタがある場合、ケーブルが刺さっているか確認
- 刺さっていない場合、電源ユニットから「PCI-E」「VGA」と書かれたケーブルを接続
よくあるミス:
- 「グラフィックボードをPCIeスロットに挿しただけで満足」
- 「補助電源コネクタがあることに気づかなかった」
- 「マザーボードから電力が供給されると思い込んだ」
実際のトラブル解決事例
事例1:「ファンは回るのに画面が真っ暗」
相談者:「初めて自作PCを組み立てました。電源を入れるとファンは回るんですが、モニターに何も映りません…」
私:「グラフィックボードの補助電源ケーブルは挿しましたか?」
相談者:「え?グラフィックボードにもケーブルを挿すんですか!?」
→ GPU補助電源(8ピン)を接続したところ、即座に画面が映り、無事BIOS画面が表示されました。
事例2:「電源が入らない…故障?」
相談者:「電源ボタンを押しても何も起こりません。パーツが不良品でしょうか?」
私:「CPU補助電源は挿していますか?マザーボードの左上を見てください」
相談者:「あ!そこにコネクタがありました!」
→ CPU補助電源(8ピン)を接続したら、即座に起動しました。初期不良ではなく、単なる接続忘れでした。
チェックリスト|電源ケーブル接続の確認
以下をすべて確認してください:
- マザーボード24ピン電源 → 接続済み
- CPU補助電源(4ピンまたは8ピン)→ マザーボード左上に接続済み
- GPU補助電源(6ピン、8ピン、16ピン)→ グラフィックボード側面に接続済み
- 電源ユニットの主電源スイッチ → ON
- 各ケーブルが奥までしっかり挿さっている
原因2:BIOS設定エラー・CMOSクリアが必要|パーツ交換後に起動しない場合の対処法
「昨日まで動いていたのに急に起動しない」の正体
以下のような状況で、**CMOSクリア(BIOS設定のリセット)**が必要になります:
CMOSクリアが必要なケース
✅ CPUを交換したら起動しなくなった
✅ メモリを増設・交換したら画面が映らなくなった
✅ グラフィックボードを交換後、No Signalのまま
✅ BIOS設定をいじったら起動しなくなった
✅ オーバークロック設定を変更後、画面が真っ暗
✅ 長期間(数ヶ月〜数年)使っていなかったPCを起動
✅ 停電・瞬電の後に起動しなくなった
CMOS(BIOS設定)とは?
CMOS = マザーボードに保存されているBIOS設定データ
CMOSクリア = BIOS設定を工場出荷時の状態にリセットすること
パーツを交換すると、古いBIOS設定と新しいパーツの間で互換性エラーが発生し、起動しなくなることがあります。
CMOSクリアの方法|3つの手順(初心者向け)
方法1:CMOSクリアジャンパピンを使う(最も確実・推奨)
手順:
- PCの電源を完全に切る(電源ユニットの主電源スイッチもOFF)
- マザーボード上の「CLRTC」「CLR_CMOS」「JBAT1」などと書かれたジャンパピンを探す
- 通常、マザーボードの下部またはボタン電池の近く
- ジャンパピンを5〜10秒間ショートさせる
- マイナスドライバーやピンセットで2本のピンを同時に触れさせる
- 電源を入れて起動確認
方法2:ボタン電池(CR2032)を抜く(簡単だが時間がかかる)
手順:
- PCの電源を完全に切る(コンセントも抜く)
- マザーボード上の**ボタン電池(CR2032)**を取り外す
- コイン型電池、銀色で丸い
- 最低10分間待つ(できれば30分)
- 数秒では不十分、必ず時間を置く
- もしくは、ケースの電源ボタンを長押し→離す を複数回繰り返す
- 電池を元に戻す
- 電源を入れて起動確認
方法3:CMOSクリアボタンを押す(搭載マザーボードのみ)
最近のゲーミングマザーボード(ASUS ROG、MSI MAGシリーズなど)には、背面I/Oパネルに専用ボタンが搭載されています。
手順:
- PCの電源を切る
- 背面の「CMOS CLR」「Clear CMOS」ボタンを5秒間長押し
- 電源を入れて起動確認
CMOSクリア後の注意点|BIOS設定が初期化される
CMOSクリアを実行すると、すべてのBIOS設定が工場出荷時に戻ります。
以下の設定が初期化されるため、再設定が必要です:
- 起動ドライブの優先順位
- XMP/DOCP(メモリのオーバークロック設定)
- ファンカーブ(ファン回転数の調整)
- セキュアブートの有効/無効
- 日時設定
初心者の方へ:
無理にBIOS設定をいじらず、デフォルト設定のまま使用することをおすすめします。間違った設定で再び起動しなくなるリスクを避けられます。
実際のトラブル解決事例
事例1:「メモリ増設後、起動しなくなった」
相談者が16GB(8GB×2)→32GB(16GB×2)にメモリを増設したところ、画面が映らなくなりました。
対処法:
CMOSクリアを実施 → BIOSが新しいメモリ容量を正しく認識 → 無事起動
事例2:「CPU交換後、ファンが回るだけで画面真っ暗」
Ryzen 5からRyzen 7にCPUをアップグレードしたところ、起動しなくなりました。
対処法:
CMOSクリア実施 → BIOS設定リセット → 新しいCPUを認識して起動成功
事例3:「オーバークロック失敗でBIOSが起動しない」
初めてのオーバークロックに挑戦し、メモリ周波数を上げすぎてBIOSが起動しなくなりました。
対処法:
CMOSクリアでオーバークロック設定をリセット → デフォルト設定で起動 → 慎重に再設定
まとめ|自作PC起動トラブルの解決手順
ステップ1:電源ケーブルを全確認
- CPU補助電源(マザーボード左上)→ 挿さっているか?
- GPU補助電源(グラフィックボード側面)→ 挿さっているか?
- 24ピン電源(マザーボードメイン)→ 奥まで刺さっているか?
ステップ2:CMOSクリアを実施
- パーツ交換後は必ずCMOSクリア
- ジャンパピンショート、または電池を10分以上抜く
- BIOS設定を初期化してクリーンな状態で起動
ステップ3:それでも解決しない場合
以下の可能性があります:
- パーツの初期不良(メモリ、CPU、GPU、マザーボード)
- 電源容量不足(GPUに対して電源ユニットのワット数が足りない)
- マザーボードとCPUの互換性問題(BIOSアップデートが必要)
- 配線ミス(フロントパネルコネクタの接続ミス)
こうした場合、初心者が一人で解決するのは困難です。
トラブル解決をプロにサポートしてもらう|Null PC Architectureのサービス
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最後に|一人で悩まないでください
自作PCのトラブルは、知っていれば3分で解決、知らなければ何日も悩むものばかりです。
「こんな初歩的なミス、恥ずかしい…」
→ 全く恥ずかしくありません。誰もが通る道です。
私も10年前、初めて自作PCを組んだとき、CPU補助電源を挿し忘れて「パーツが壊れた!?」と焦った経験があります(笑)。
大切なのは、一人で抱え込まず、分からないことは素直に聞くことです。
自作PCのトラブルで困ったら、いつでもお気軽にご相談ください。
一緒に解決しましょう!
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